十二支「戌」

十二支は、季節としての意味があります。
十二支に含まれる「干」(かん)を 蔵干(ぞうかん)
または、二十八元(にじゅうはちげん)と言います。

戌月生まれ(10/9~11/7) ←おおよそです。
その年により違います。
陽(よう)の地支 土の象意(しょうい) 方位は西北西
晩秋 秋の終わり 落ち葉が落ちる時期

土用の月です。土性ですので、忍耐強く、なかなか直ぐに動かない。周りに流されないので、少し頑固な面も持っています。
戌月は、「穀物が蔵に納まった」という意味で、財力・お金・引力があると言えます💰

戌土(いぬど)の二十八元(にじゅうはちげん)
初元(しょげん)-辛
中元(ちゅうげん)-丁
本元(ほんげん)-戊

丁(中元)→戊(本元)→辛(初元) 
火生土(かしょうど)、土生金(どしょうきん)
中元→本元→初元となり、スムーズに本元から中元、中元から初元へと流れない為、遠回りする、時間が掛かると読み解くことができます。

戌土(いぬど)の中には、木性=甲・乙が、ありません。
木性は、種や生き物という意味がありますから、植物が実をつける(才能を発揮する)のに時間がかかる。じっくり時間をかける、大器晩成タイプと言えます。物事を、まとめあげる素質があります。

丁火(ていか)は、礼節(れいせつ)
辛金(しんきん)は、前進力
戊土(ぼど)は、用心深く

何かを表現・伝達する時は、礼節を持って
前進力ある行動をし、慎重に用心深く、奉仕的な行動を実行した方が良いということですね❣

算命学は、生年月日と性別から宿命を読み取る中国占術です。

算命学には【立春説】と【冬至説】があります。
年の切り替わりを「立春」にするか「冬至」にするかにより、年干支が相違する為、鑑定結果が異なります。→詳細はこちら