算命学では干支(かんし)と読む
みなさんは、干支を「えと」と読まれるでしょう。
算命学では、干支を「かんし」と読みます。
十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)=10個
十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)=12個
十干は『空間』、十二支は『時間」を現します。
組み合わせは、10と12の120通りですが、『甲子(こうぼくのね)はあるが、甲丑(こうぼくのうし)はない!』という決まりがあり、10と12の最小公倍数は60ですので、十干・十二支を組み合わせた60干支となります。
60干支=六十花甲子(ろくじゅっかこうし) と言います。この干支から自然界の風景が見えてきます。
1番~60番、干支が一回りすると60歳=還暦です。(生まれた年と同じになること)
2024年は『甲辰』年
今年、2024年は辰年ですね!
干支が記載されている暦では、「甲辰年」と書かれています。「こうぼくのたつとし」「きのえたつとし」と読みます。
60年前の1964年も、「甲辰年」です。
甲は10干のはじまり、辰は二十八元(乙=根っこ・癸=水・戊=土)を持つので、晩春の良く育つ樹木というイメージになり、次の時代へ新しくスタートする年になります。
しかし、甲と辰の関係は、木剋土(もっこくど)となり、スムーズに行かない・なかなか前進できないとも読み解けるので、甲辰年は守りの精神で慎重に動いたほうがよいです。
算命学で先の未来も読める
このように、算命学では個人個人の干支から様々なことを読み解ける占術となっています。
とても複雑な占術なので、なかなか理解が難しいと思います(私もです)が、このブログで算命学の面白さや奥深さが伝わるように発信していこうと思っています。