天庫星(てんこせい) 5点
十二大従星は、人間の一生を12個の星であらわしています。
十二大従星は、初年期・中年期・晩年期と3ヶ所に出ます。
同じ星が2個、3個 出る人も居ます。
今回は、天庫星についてお話します。

天庫星は、入墓の星。
天極星で亡くなった後の、お墓に入った頃。昔は、土葬でしたので細胞が分解して大地にかえっていく。その為、天庫星は、土性の地支(丑・辰・未・戌)から表れる星です。
この天庫星は、十二大従星の中で「天胡星(てんこせい)」と読み方が同じで、区別がつきにくいので、天庫星を「てんくらせい」とも呼びます。
天庫星のエネルギーは5点です。墓守りの星とも言われ、跡取り・長男長女の星です。お墓を守っていく、一家をまとめていく使命を持っています。なので、墓守りをする人ほど、先祖に守られて開運します。
天庫星の特徴は、探求心・集中力・分析力・凝り性・粘り強い・研究者・伝統・歴史などが挙げられます。自分の興味があることや好きなことには熱心ですね。
例えば、漫画やアニメが好きならフィギュア集めをしたりなど凝り性です。
1つの世界を突き進んで研修することで、才能を発揮すると良いですね。
お勉強では、好きな分野と嫌いな分野が、分かれる傾向があります。
古典や芸術、伝統あるものに興味があるので、書道や考古学などにも関心がある人もいるでしょう。
一度自分の中で決めたことを、分かっていても方針転換出来づらい、ちょっと頑固な面もあるので、最初に進む道が重要とも言えます。
また、お墓を守っていこうと言う責任感がゆえにプライドを持っています。
例え、次男や次女、末っ子だとしても、この星が命式にあると墓守りの役割になりやすいです。
天庫星のエネルギーの強さは5点
1番エネルギーの強い星は、12点ですので身中の星になります。
(点数が大きいから良い。点数が小さいから悪い。と言うことはないです。)
ちなみに、動物占いでは、天庫星は「ひつじ」になります。
※算命学で、晩年期天庫星が「ひつじ」です。
天庫星の初年期・中年期・晩年期

- 「初年期」長男、長女として生まれる人が多い しっかり者で勉強熱心
- 「中年期」家系の跡取り、後継者、組織の継承者の役目
- 「晩年期」後継者を育てようとします
- 天庫星が2個以上ある場合は、人生の半ばに大きな変化が起こりやすい
二度運となり生き方を変えやすい
算命学は、生年月日と性別から宿命を読み取る中国占術です。
算命学には【立春説】と【冬至説】があります。
年の切り替わりを「立春」にするか「冬至」にするかにより、年干支が相違する為、鑑定結果が異なります。→詳細はこちら