天極星

天極星(てんきょくせい) 2点

十二大従星は、人間の一生を12個の星であらわしています。
十二大従星は、初年期・中年期・晩年期と3ヶ所に出ます。
同じ星が2個、3個 出る人も居ます。
今回は、天極星についてお話します。

天極星は、死人の星です。肉体の無、精神の有。肉体は亡くなっても、魂はまだそこにある状態。この世とあの世の境目です。

天極星のエネルギーは2点です。環境や時代の影響を受ける星です。家族の影響も受けますので、両親の精神性がそのまま本人の行動に表れます。与えられたものを何でも吸収します。なすがままの心ですので、善悪感は薄いとも言えます。その行動が悪い事だとしても、その行動をする事に意義があると考えるのです。例えば、人を殺傷する爆弾を作ることは罪になりますよね。ところが、天極星を持つ人は、爆弾を作りたかった!発明・発見したり、好奇心やその行為を達成することが大事だった!という感覚なのです。平和だと平和に対応することが出来て、動乱だと動乱に対応する…。その為、子供の頃に教養を高めることが重要だと言えます。
また、天極星を持つ人は、霊感がある人も多いと言われています。先祖の魂の声を聞く人も居ます。

天極星の特徴は、お人好し・純粋・直感力・柔軟性・繊細などが挙げられます。
どちらかと言うと、お金にこだわったり、商売したりなどには向かず、手を使うことに向いていますね。手先が器用なので、技術職や職人、研究職や発明家などの人と関わらない1人で没頭できる仕事に向いています。

天極星のエネルギーの強さは2点
1番エネルギーの強い星は、12点ですので身弱の星になります。
(点数が大きいから良い。点数が小さいから悪い。と言うことはないです。)
ちなみに、動物占いでは、天極星は「ゾウ」になります。
※算命学で、晩年期天極星が「ゾウ」です。

天極星の初年期・中年期・晩年期

  • 「初年期」与えられたものを何でも吸収 両親の精神性がそのまま本人の行動に表れる
  • 「中年期」お金にこだわらない生き方が良い 人間関係の介在しない世界で力を発揮
  • 「晩年期」他人に慕われます
  • 天極星が2個以上ある場合は、純粋な人
    病気やケガをした場合は、回復に時間が掛かる為、気を付けましょう。

算命学は、生年月日と性別から宿命を読み取る中国占術です。

算命学には【立春説】と【冬至説】があります。
年の切り替わりを「立春」にするか「冬至」にするかにより、年干支が相違する為、鑑定結果が異なります。→詳細はこちら