天禄星(てんろくせい) 11点
十二大従星は、人間の一生を12個の星であらわしています。
十二大従星は、初年期・中年期・晩年期と3ヶ所に出ます。
同じ星が2個、3個 出る人も居ます。
今回は、天禄星についてお話します。

天禄星は、壮年期。
大抵の人が、人生の安定を心掛ける時期で、ピークの一歩手前の山の8合目のエネルギーになります。ピークを目指そうとする気です。
慎重・着実・現実的・冒険はしない・安定志向、といった特徴で、石橋を叩いて渡る感じですね。天禄星は、何より経済力を安定させると、自信や心の安定につながります。
現実の安定に対する、情報収集や観察力に非常に長けてると言え、失敗しないような着実な安定を目指すのです。
ちょっと深く説明しますと、天禄星が宿命にあらわれるということは、内面には貫索星(かんさくせい)が、隠れているので実は自我が強いです。なので、自分を見失わない生き方で現実の安定が稼働するということです。
このような安定感・冷静さのある天禄星は、周囲の人を支え補佐役や片腕として活躍します。
天禄星のエネルギーの強さは、11点です。天南星(10点)、天将星(12点)
この3つの星は身強の星です。
この星のどれかが宿命にあると、身強の宿命で、エネルギーがたくさんあるので頑張れる人と言えます。芯が強いです。※身強・身弱に良い悪いはないです。
天禄星は、失敗が許されない分野、外科医。薬の調合にミスをしてはいけない薬剤師など、薬学の世界で才能を発揮する人が多いと言われています。
天禄星のエネルギーの強さは11点
2番目にエネルギーの強い星になります。
(点数が大きいから良い。点数が小さいから悪い。と言うことはないです。)
ちなみに、動物占いでは、天禄星は「ライオン」になります。
※算命学で、晩年期天禄星が「ライオン」です。
天禄星の初年期・中年期・晩年期

- 「初年期」色々考えて黙って行動する子供
- 「中年期」とても現実的な生き方をします
- 「晩年期」安定を優先して過ごします
天禄星が2個以上ある場合は、エネルギーがパワフル❕
スペシャリストの世界(医学、薬学、化学)で、才能を発揮。
算命学は、生年月日と性別から宿命を読み取る中国占術です。
算命学には【立春説】と【冬至説】があります。
年の切り替わりを「立春」にするか「冬至」にするかにより、年干支が相違する為、鑑定結果が異なります。→詳細はこちら